- HOME
- EV充電器の種類
EV/PHV充電器には、大きくわけて「普通充電器」「急速充電器」の2種類があります。この2つを押さえていればバッチリです。
EV充電器とは、電気自動車(EV)またはプラグインハイブリッド車(PHV)に充電を行う設備や機器(コンセントなど)のことをいいます。
普通充電器には、「コンセント型」と「充電ケーブル付き」の2つの種類があります。
コンセント型で充電する場合は自動車に搭載されている充電ケーブルを使用し、電源プラグを充電用コンセントに、充電コネクタを車両の充電口に接続することで充電作業を行います。
充電用コンセントはEVおよびPHV専用の普通充電用として開発され、家庭での充電や小規模充電向けに手軽に設置することができます。なお、このコンセントは、EV充電用コンセントとして差込プラグとともに2010年9月に日本配線器具工業会で規格化されています。
単相交流100Vまたは200Vを使用し、1時間でおよそ10km程度走行可能な充電が可能(100V)、30分でおよそ10km程度走行可能な充電が可能(200V)な充電器です。設置工事も1日で完了しますので、非常に安価に設置が可能です。
一方で充電時間は電気自動車で8時間と長時間掛かってしまいますが、自宅等に設置するには適している充電器といえます。
プラグインハイブリッド車ならプリウスの場合は1.5時間で充電完了です。ご自宅で夜間の充電ならこれでバッチリです!
急速充電器はクルマに積んだ電池の充電状況を確認しながら最適な電流/電圧に充電器が調整して充電します。
15~30分で電池容量の約80%まで充電が可能です。
規格化の動きも進んでおり、日本メーカーが発売する電気自動車は、現在発売されている急速充電器のほぼ全てに対応しています。
※三菱自動車 アウトランダーPHVも急速充電に対応